雑文集

遊動民の日記。東京→札幌→博多→岡山→東京(イマココ)

周りに強い怖いと言われているいつも何かに怒っている上司がセルフコントロールのできない脳内ぐちゃぐちゃ人間に見える。

 

 

 

今日は我が上司について書くことにする。

 

我が上司はちゃきちゃきさばさば系の女性調理師さんで、現場仕事が長いからなのか言葉遣いが荒く、ぶっきらぼうで、いつも何かに怒っているか、不満を言っています。

わたしがいまの現場に配属になる前に上司に会ったときも、パートさんや新人、栄養士がいかにデキナイか、そして自分がいかにストレスを溜めてるかを語られ随分悪い印象を持ったのですが、ふたを開けてみるとそんなことはなく皆淡々と仕事をこなしていました。

 

なにをそんなにみんな仕事デキナイ!ストレス!といっていたんだろうと観察してみると、上司は基本的に、他人の目的までの方法が自分の思った方法と一致しないと気に食わないみたいなんですね。

 

例えば、魚をおいしく煮るのが目的だとします。

選択肢を魚を鍋で煮るか、スチームのできる大きなオーブンで煮るかの2つとします。2つの選択肢を対比して、メリットデメリットを考えます。鍋だと煮崩れるけどよく染みる。スチームだと味が途中で調整できないけど加熱終了まで放っておける。

さらに他の料理との兼ね合いやその日の人員等別の要素も加味して最終的にどちらかを選択するわけですね。単純に好みもあると思う。その思考のプロットとか理由は料理をする人それぞれできっと違ってくるけど、結局はおいしく煮えて患者さんが満足してくれればいいんです。

 

でも上司はなぜか、自分がとるであろう選択肢を選ばない人間をその選択までの思考の経緯を無視して「仕事がデキナイ」と一括りにしてるっぽいんですよ。しかも目的の達成未達成関係なく。そりゃ全員仕事デキナイ人間にもなるわ。

 

多分、多様性を理解できない人なのか、人は人自分は自分と境界線の引くのが苦手な人なんだと思う。

 

そして。自分のとる選択肢に明確な理由があるのなら本人に言えばいいのに、本人には言わずほかの人にあの人は仕事がデキナイという。

話を聞いた人からすると、仕事ができている人を上司はデキナイと評価している、つまり上司はあの人よりもっと仕事ができるんだ、と認識しますね。

ついでに厳しい上に歯に衣着せぬ人だとも思う。ここらへんが強い怖いの印象を生んでるらしいんですよ。

 

さらに上司は上司で人のことを仕事がデキナイと評しておいて自分が仕事デキナイとこ見せられないじゃないですか。

よって必要以上に仕事を頑張る。抱え込む。

現場仕事の頑張りようなんてたかが知れてるので、精神論と根性、そして労働時間の長さ(残業時間は頑張ってますアピールするのに一番わかりやすい)に依存することになります。

これが常態化していつも全力投球せざるを得なくなり、自分が全力投球なのにそれについてこない人間が気に食わず「仕事デキナイ」レッテルを貼ってまた自分を追い込んでの繰り返し、、

どうやらこれが上司のストレスの正体っぽいです。

 

話を聞いてると確かにかなりストレスを溜め込んでるらしい。

ストレスを理由に食べる量が増えて太ったし忙しいから運動できない、おかげで体調悪いと言いつつも、ストレス発散は帰宅後の甘いものと休日前の深酒、ついでに散財も大好きでいつも使いすぎちゃうの~と、気分転換に見せかけた負のコンボをし続けてる感半端ない。

 

まあ、頑張ってる自分にも酔っちゃってる感じなので、ストレスにやられながらもやみつき状態、さらにストレスを自ら肥大化させてて、完全にストレス中毒ですね。

 

周りの人間は、仕事ができて物をずばっと言うちゃきちゃき系、お酒もお出かけも大好きで人生全力で楽しんでるパワフルな人!に見えるのかもしれませんが、わたしからすると脳内ぐちゃぐちゃでセルフコントロールのできてないストレス中毒者さんです。という話でした。

 

ちなみにこんな状態にならないためにはメタ認知をしっかりすることが大切だと思われます。自分の発言や思考の裏にある本当の感情や根源を理解すればいいわけですね。そうすればそもそも何が原因で今の望ましくない状態になっているのかわかりますよっていう。

 

上司の場合、まずはどうして他人の行動に腹が立つのか、目的達成度と関係なく仕事がデキナイと思ってしまうのか、そこから考えれば紐解けていけるのでしょうか。

いまはストレス環境を打破する方向でなく飲食や買い物で「忘れる」、「ごまかす」に走っており、しかも完全にストレスの上塗りになってるので最悪ですね。

 

とかいってここら辺自分も下手で自分を客観視できてないので本読んで勉強したいなー。

 

まあ今日はそんな話でした。

 

ではまた次の記事で。ばいば~い。