雑文集

遊動民の日記。東京→札幌→博多→岡山→東京(イマココ)

愛されたい

 

寂しい。

ひとりでいることが多くて寂しい。

 

小さい頃、家庭が荒れていて、両親に大事にされたと思っていない。

お金に困ることはなかったし、東京の割と裕福な土地に生まれたけど、親と豊かな時間を過ごした記憶は一度もない。親はいつも仕事でいないか、家で寝てるか、怒っているか、親同士で喧嘩してるかだった。親はいつも焦って暮らしていて、親の言いなりにならないと怒鳴られた。親の意見を押し付けられてばかりで、自分の気持ちがわからなかった。大学の進路も親の意見で決めて、今も疑問が残っている。

 

母親は機嫌がいいと過剰に明るく振る舞う人で、ほとんど躁に近くなる。父親は妹によく甘えていたらしい。構って構ってを妹にやっていたらしい(わたしは標的にされなかったから知らない)。

まあそんな生活をしてきて、人を適切に愛する、適切に愛されるということがわからない。

お付き合いは何度もあるし、同棲もしたことがあるけど、ひどく明るく振る舞って疲れてしまったりする。無の状態でいられないというか、自然体でいられないというか。

 

最近好きな人がいて、その人はいつもニュートラル(に見える)。わたしはその感じに憧れるし好きなんだけど、彼はわたしのアクセルの入れ方は多分好きじゃないんだと思う。全然遊んでくれないし、優先順位はかなり低そう。

寂しくて寂しくてストレスで辛い。

 

でもこれを他の人で満たすのはまた違うので、きちんと寂しさを噛み締めようと思う。普通にしてていいんだ、ともっと自分に教えてあげたい。